病因
ジャンプ、着地、加速、減速の動作の繰り返しで膝蓋腱に微細な損傷が生じ、慢性的な腱症。オーバーユースにより長期間にわたり徐々に症状が生じることが多い。
→バスケやバレー、幅跳びなどジャンプ動作が多い競技やサッカーなどの急停止や方向転換を繰り返す競技で多い。
好発部位
膝蓋骨下極の膝蓋腱の付着部>膝蓋骨上極>膝蓋腱の遠位端
疫学
関節弛緩性、膝の過剰なQ角、膝蓋腱高位、トレーニングの負荷量・頻度が多い、競技レベルが高い、競技を行うサーフェイスが硬い
男性に多く、青年期から30歳代に多い。