RN.サクサクなハッサク

雑記、日記、アウトプット

ジャンパー膝② 診断編

 

診断

  1. 問診
  2. 身体所見
  3. 画像所見

 

 

問診
  • 膝蓋骨下極の疼痛
  • 疼痛のタイミング(ジャンプやランニングなどの疼痛状態、安静時痛について)
  • 日常生活での疼痛(しゃがみや長時間椅子に座る、階段昇降など)

 

 

身体所見
  • 膝蓋骨下極の圧痛
  • 大腿四頭筋ハムストリングスの柔軟性
  • 実際に疼痛の出る動作をみて後方重心になっていないか確認
  • 膝蓋腱の腫脹
  • 膝関節可動域(正常であることが多い)
  • 神経学的所見(正常であるはず)

 

 

画像評価

 ジャンパー膝診断のgolden standardはなし。超音波やエコー、MRIを使うことがある。
 エコーを用いることで病変の進行度が評価できる。X線では膝蓋下極の骨棘形成や腱の石灰化の所見を認めることがあるが症状が進行してから現れる所見であるため早期診断には有効ではない。

  • 膝蓋腱の腫脹
  • 膝蓋腱への新生血管の増生