足関節のバイオメカニクス
- 距腿関節(距骨・脛骨の関節面)
背屈 →前方に移動
底屈 →後方に移動
内がえし→内側に移動
外がえし→外側に移動 - 距骨下関節
内がえし→後内側に移動
外がえし→前方に移動
足関節運動に伴う靭帯張力の変化
前距腓靭帯→底屈+内旋
踵腓靭帯 →背屈+内がえし
後距腓靭帯→背屈 で張力が強くなる。
足部アーチと筋機能
後脛骨筋:後脛骨筋を切除しても内側縦アーチ、横アーチの構成角度に著変なし
長腓骨筋:第一中足骨、舟状骨、内側楔状骨の外返し→内側縦アーチの安定化に重要
母趾外転筋:内側縦アーチの指示に貢献する。
足趾の機能解剖
母趾MTP関節は長母趾屈筋、短母趾屈筋、母趾外転筋・内転筋で動的安定性を図る。
歩行中の足部運動(荷重応答期→立脚中期→立脚終期→遊脚期)
後足部:外返し→外返し→内返し
中足部:外返し→外返し→内返し
前足部:内返し→外返し→内返し